コラム「理事長の豆知識」INFORMATION
「ボーイスカウトの思い出」【理事長の豆知識-墨田区長岡歯科医院/長岡インプラント研究所】
東京都 墨田区 東駒形の 歯医者
「医療法人社団 長岡会 長岡歯科医院/長岡インプラント研究所」理事長 長岡博司です。
いつもコラムをお読みいただきありがとうございます
私は、子供の頃「カブスカウト、ボーイスカウト」に入団していました。
年齢別で、カブスカウトからボーイスカウトにつながっていきます。
入団していたのは、墨田区にあります牛嶋神社内にありました245団で現在はあるのか定かではないですが、宮司さんらが隊長で、お世話になりましたのは春田隊長、木村隊長、新山隊長でした。
毎週日曜日に、境内に集合し、縄の結び方やテントの張り方や野営の際の飯盒炊爨のやり方などの訓練でした。

夏休みには、4泊5日の合宿があり、地方での実践の訓練がありました。
合宿は正に「ザ・サバイバルの世界」で、楽しい時と辛い時が交差し、都会生まれ・都会育ちな私は、早く家に帰りたいなぁと思うことが多かったですね。笑
特に思い出に残っているのが、山梨県の昇仙峡という風光明媚なパワースポット。
樹齢1000年を超える巨木がある場所で、金桜神社の石段266段を必死に駆け上がったり、下がったりは、本当に厳しかったです。
今なら有り得ないと思います。笑
一番大変だった事件?は、途中で「雨」が降りだしたことです。
昔のテントは、シート1枚のペラペラな生地だったため、テントの中にどんどん雨水が入り込み、水溜まりがテント内に出来て「池」みたいになるんですね。
ですが、もちろん、ボーイスカウトは「ザ・サバイバル」ですから退去はいたしません!笑
そんなびっくりするような状況でも(水溜りの中での就寝)、慣れない昼間の訓練で、身体が疲れ切っていて、爆睡してしまうんですね。
夜中にふと目を覚ました時、仲間が水に浸かって寝込んでいるので、必死に起こしました!
「死んじゃうゾー!」と私の叫び声が森の中に響き渡りました。笑
もちろん、嬉しいエピソードも沢山あります。
飯盒炊爨の時は、ご飯を炊くのに、薪を集め火を起こし、お米の炊き上がる良い匂いが、余計にお腹を空かせてくれました。
ですが、ここでも「ザ・サバイバル」ですからトラブルが発生します。笑
ハンゴーの釜の蓋を開けて炊きあがりの様子をチェックする際、必ず煤(すす)が入ってしまうのです。
美味しくたべたい一心で、いかに煤が入らないように仲間と工夫し、苦労して食べた美味しく甘いご飯の味は忘れられません。
又、ある時は、野営のキャンプ地より、もっと高度の高い場所に、テントを担いで、1人で一晩過ごす訓練がありました。
テントも子供には重く、まして、真っ暗な場所での一晩は、長ーく、不気味で「早く朝にならないかなぁ」と思っていました。
ただでさえ怖い状況なのに、テント内に、虫や酷い時は、小さな蛇が侵入してきて…
何度も言いますが、もちろん、ボーイスカウトは「ザ・サバイバル」なので、退去はいたしません!笑
懐中電灯と水だけ、持ち込みが許され、蛇に「これ以上近寄らないでくれー」と願いながらドキドキし、一睡も出来なかった時も…
ですが、全て今となっては「素晴らしい思い出」です。
仲間達と助け合い、連帯感がうまれ、1つの食べ物を皆んなで分け合い、食べた物はどんな高価な料理より美味しかったです。
人と分かち合い食べた物は、何を食べても、美味しかったです。
又、いろいろな困難があり、巨大な壁が目の前に聳え立っていても、体力、知力で1人で、不可能な事も打ち破る、超えられる、達成出来る事を学びました。
隊長達は、いつでも我々を助けられる場所から、見守っていてくれましたが、ギリギリまで、自分自身でやらしてみて、限界と思うと、近くにいらして、笑いながら助けて頂きました。
それも容易く終わらしてしまうので、ビックリしました。
サバイバルな訓練を熟知し、みんなを個々人として良く見ているから出来る事ですね。
(ザ・サバイバルだから退去はいたしません!と書きましたが、一人でテントの訓練の時には、泣き叫びこれ以上はこの子にとっての限界と判断された隊員は退去をもちろん許されてましたから)
ある意味、「人生を生き抜くための道標」を我々に叩き込んで頂きました。
ボーイスカウトの言葉に「備えよ常に」という標語みたいなものがありますが、成人し、社会の荒波に必死に掻い潜って生きる事の大変さ、厳しさ、そして崇高さを教えて頂き、隊長以下、先輩方に対する恩は、一生忘れません。
いろいろな困難がありますが、雨の中で寝たり、蛇と格闘したり、煤の入ったご飯食べたりは、なかなか経験出来ない事だと思います。
大人になり辛い事があっても、その時の事を思い出し、「乗り越えられない壁はない」と言い聞かせます。
偶に街で、ボーイスカウトの制服の子供を見かけますと、懐かしさと同時に「後輩達よ、今大変だけど、必ず君達の人生の財産になるから、必死にくらいつきなさい」と心の中でつぶやきながらエールを送ります。

常に自分自身を信じ、揺るぎない志しを持ち続け、ネバーギブアップの精神の下、地道に小さな努力をしましょう。
必ずお天道様は、君達にサンサンと降り注いでくれますし、道は拓けます。
私も日々精進で、一生勉強と考え、1日1日を精一杯頑張ります。
追記
牛嶋様といえば「撫で牛」
この写真の背景にある建物がボーイスカウトの基地でした。懐かしいなぁ。

この撫で牛、自身の患っている箇所と撫で牛の同じ箇所を撫でると病気が治るといわれており、身体だけではなく心も治るとされている有難い存在です。
もちろん「頑張っている人のサポート」をしてくれると私も信じておりますが、治療は医者、歯医者に行った上で、牛さんの治るサポートをうけましょう。
そして、今年は五年に一度の「大祭」が行われます。
本物の牛が登場します!
氏子町会のお神輿50基が牛さんを先頭に水戸街道(三つ目通り)を行脚する光景は圧巻です。

大祭のクライマックスは9/17。
是非お出かけしてみてください。
我が診療所の前を大行進いたしますので、また良い写真が撮れたらご報告いたしますね。
※祭りtokyoの写真はお借りしました。
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