コラム「理事長の豆知識」INFORMATION
「医療用ゴム手袋特許取得いたしました!」〜次世代のために〜

特許7249615号
令和5年3月23日取得
ご興味のある企業様と共に商品化、もしくは特許権の売却を検討しております。
お問い合わせください。
医療法人社団長岡会 長岡歯科医院
電話03-5610-4450
コロナ禍パンデミックの中、現場で働く歯科医師が開発
素手で物を運ぶ、持つ、掴むなどの行為は、直接接触するから、感覚的には一番良いです。然し乍ら、感染対策、非接触がコロナが流行る以前から、肝炎、AIDSその他の感染性ウィルス防御のため、叫ばれておりました。
まして世界的に流行してしまったパンデミックで、目に見えないウィルスに対する考え方が大きく変わり、コンプライアンスが強く言われる時代でもあり、いかに現場でのゴム手袋の大切さが強調されています。現場で仕事をしついる歯科医師が開発したのがこの手袋です。
使いやすさをさらに追求
指の部分に、溝がある事により、表面積が拡大し、摩擦係数が増加し、把持、保持などの物をホールドする力量が増えます。
指の部分に、溝がある事により、手袋に着いた水滴を流す作用がある事に、掴んでいる物を滑らせて、落としにくくします。
願い
私は、このタイプのゴム手袋がポピュラーになり、広く一般に、近い将来普及し、現場で働く人々の利便性、快適性、安全性などが向上するために、もしかしたら、自分亡き後、未来で活躍される方々のお役に立てればと思い、いろいろな考えの下に開発しました。
開発理由
歯科治療に代表される、治療者の手元が濡れた状態で行われる医療行為の場面において、水膜現象による摩擦力低下で把持器材などが滑るのを防止する効果のある医療用手袋を提供するために開発。
特徴
ゴム系の手袋において、治療時の状態で把持器材と接する部分の手袋素材に厚みを持たせ、その肉厚部分に、当該先端方向に行くに従いその幅及び深さの寸法が大きくなるように施した。
ゴム手袋について一考察
私は、普段からやたらとゴム手袋を交換します。 例えば、深度の深い虫歯(カリエス)が見つかり、神経がある歯に対して、
1.表面麻酔をし、局所麻酔をする。
2.麻酔液が浸透する迄、時間をおく。
3.タービン(切削する道具)で、悪い部分を最小限、取り去る。
4.切削した部位の印象採得(型をとる)をする。
5.上下の咬合採得(噛み合わせ)をする。
6.仮歯を作製する。
この一連の治療の中で、左右のゴム手袋を最低4、5回は、交換します。
この頻度での交換は、かなり多いと思います。
理由は、
1.感染対策
2.治療がしずらい
などか主な理由ですが、ディスポーザブルのゴム手袋は、使い捨てで、コロナが蔓延する何十年も前から、HIVや肝炎ウィルスなどの感染症対策として励行してます。この考え方は、私にとりまして、当たり前で、太陽が東から昇り、西に沈むみたいなものです。
しかし、一般に市販されているいろんな種類のゴム手袋を30年使用させて頂きましたが、もっと改良の余地があるのではないかと常々思っておりまして、遂に、改良したゴム手袋の特許まで取得しました。
溝つき医療用手袋の活用範囲
1.大学病院
2.民間病院
3.診療所、クリニック
4.歯科医院、デンタルクリニック
5.研究施設
6.精密機器を扱う企業
7.建築などの企業
8.飲食店
9.老人ホーム
10.介護施設
11.障害者施設
12.幼稚園
13.保育園
14.託児所
など、歯科だけではなく水膜現象による摩擦力低下を防止するメリットは、多方面にわたります。
理事長の豆知識
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