こんにちは

東京都　墨田区　東駒形の　歯医者

「医療法人社団　長岡会　長岡歯科医院/長岡インプラント研究所」理事長　長岡博司です。

いつもコラムをお読みいただきありがとうございます

私は、小学校の校医を墨田区から仰せつかりまして、やらさせて頂いております。

私が校医をしている小学校では、コロナが流行する前迄は「ブラッシング指導」をしておりました。

各自生徒に、普段自宅で使用している歯ブラシ、タオル、洗濯バサミ、手鏡、赤鉛筆を持ってきてもらい、レッドコート(赤い染め出し液)で、ブクブクうがいしてもらい、歯垢の付着状態を手鏡で見せて、口の図が書かれている紙に、歯の赤く染まった部位を塗ってもらいます。

視覚にうったえ、脳にインプットさせ「自身の磨き残しの場所」を意識してもらいます。

その後、歯を磨き、赤い部位の汚れを綺麗に取り除きます。

その際、歯ブラシの持ち方、動かし方などを指導します。

生徒の皆んなが「口を守るという意識改革」に目覚め、学んだ事を家に帰って、家族に歯ブラシの仕方を教える事（アウトプット）により、本人は、より一層、「口の健康という考え方に到達」し、「自主的」に出来るように今後も指導していきたいですね。

※こちらは3枚綴りですが一部抜粋して

コロナとの兼ね合いにより、今暫くは、厳しそうですが、又、ブラッシング指導が出来るようにと思ってます。

初回のブラッシング指導を終えた数年前、生徒達から、感謝の手紙を沢山頂き、校医をしていて良かったと、感動しました。

私も御返事を数百人、1人、1人に書くのは、物理的に無理がありますので、学校側に1通だけ送り、全員に配布して頂きました。

以下全文

こんにちは、学校歯科医の長岡です。

ブラッシング指導は、皆んなのやる気を感じました。

また、皆んなの感謝文を全て読みました。

先生の講義で解って欲しい事がよく理解してもらっていて、先生は嬉しいです。

歯ブラシの持ち方、前歯、小臼歯、大臼歯と形が違うから磨き方を変える事。また、歯周ポケットは、45度に歯ブラシを傾けて磨く事、歯面は90度で磨く事。

また、自分の歯は、おじいちゃん、おばあちゃんになるまで、大人の歯である永久歯は使うから、「自分自身で責任を持って管理する事」

まだ他にも沢山の事を話しましたが、必ずポイントをつかんで、「明日から始めるのではなく、今でしょ！」と皆んなの歯を守るために、小学校の先生方と長岡先生は、力を合わせで頑張りますから、皆んなも頑張って下さい。

歯の事でわからない事、不思議な事を感じたら、長岡先生は連絡を頂き、お答えします。

皆んなが「学校で学んで良かった」と感じて欲しいです。

母校とは、凄く良く大切な場所です。

長岡先生も皆んなと同じ地域社会で生まれ育ちましたから、皆んなと同じ下町の環境で生きてきました。

お互いに努力し、綺麗なピカピカの歯で頑張りましょう。

作文ありがとう、感動しました。

子供達の感謝の手紙は、私の宝物です。

大切に保管してあります😊

因みに、校医の主な仕事は、年に3回、小学校にお伺い致しまして、健診をしてます。

1.定期健康診断(春)

2.秋期歯科健康診断(秋)

3.就学時前健康診断(初冬)

それぞれの時期に全員の児童に対して行い、カリエス（虫歯）、歯肉炎(歯肉の状態)、不正咬合、歯列不整、歯垢の付着状態など、またその他の疾病、異常を診査します。

その際に何かありましたら、チェックシートに書き込んだ情報を元に、学校側から、保護者の方々に通知し、歯科医院に行き、受診し完了しましたら、治療をして頂いた先生の完了の診断書を学校に提出します。

このような流れで「子供達の口腔を守る事が集団歯科健診の意義」で、【大変大切な事】です。

機会がありましたら、生徒たちの感謝文の一部を掲載したいと思います。

理事長の豆知識

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