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コラム「理事長の豆知識」INFORMATION

「日本と中国の歯科治療を上海の現場での体感及び上海こぼれ話!」

こんにちは
東京都 墨田区 東駒形の 歯医者
「医療法人社団 長岡会 長岡歯科医院/長岡インプラント研究所」理事長 長岡博司です。
いつもコラムをお読みいただきありがとうございます

今から10年以上前に、私は友人の紹介で、中国人の方で上海の中心部、いわゆる東京の銀座のような場所で開業されている歯科医の先生のオファーで、そちらの診療所で「インプラントだけを専門に治療してもらえないか」との事で、成田から飛び立ちました。

まだまだ中国国内でのインプラント治療の普及率が場所により足りていなく「仕方なく入れ歯にするしかない方々が多い」との事で、入れ歯を作製しても、入れておらず、残存歯だけで、食事をする患者さんが多く歯肉に潰瘍や、酷い場合には、口腔癌が出来てしまい困っているとの事でした。

勿論、インプラントを一生懸命にされている中国人の先生方も多いのですが、「人口の多さからすると足りてない状況」との事でした。

そして、私は、わずか1週間の滞在時間で、中国の歯科治療の現実、その中でもインプラントに特化した事、又、中国の文化、中国の方々の思考、考え方を自分なりに吸収しました。

まず1番に感じたのは、「中国の皆さんは、日本人の私に、凄く好意的で優しい印象」でした。

夕食の晩餐会などは、おもてなしの意味合いもあり、「私がお腹いっぱい」と言う迄、料理が出続け、私1人で、20人前は食べたと思います。

サラッと書きましたが、20人前ですよ、20人前。

私は、初めて中国に行きましたから「食事の際のルール」がわからず、ひたすら出された物は食べ尽くさなくてはいけないと思っていました。

子供の時、出された物は、残してはいけない、失礼にあたる事教育されてきましたからです。

根性で食べました

日本代表のサムライ魂

長年鍛錬してきましたボディビル魂

バリバリの体育会系の私は、負けるのが大嫌いな性格、そして、ハリウッド映画のロッキーを思い出しながら、食べ続けました。

お店の料理を運んで下さるスタッフの女性の方々も目を丸くして、「日本の大食いチャンピオンか!?」と口を開けて、呆れたように、私を見つめながら料理を出し続けます。

他のテーブルのお客さんもざわつき始め、私はあまり歯科医の先生達と話す時間もなく、ひたすら食べ続けました。

仕舞いには、厨房のスタッフ、支配人なども私に驚き、ガン見しながら、料理を出し続けます。

私は心の中で、これは、「中国流のおもてなし」だから、仕方ないと思いました。

徐々に私に対する「挑戦」になってるんだと考えました。


そして3時間ほど経過し、何の予告もなく、いきなり私の箸が止まりました。

店内が静まり返り、静寂に包まれました。

かなりの人数の方々が私に対し、「もう無理だろう…」と、皆さんが唾を飲み込む音だけがこだましました。

かなり広い店で、沢山の他のテーブルのお客さん達、スタッフの方々は、私を凝視してました。


たぶん時間にして、1分。

深呼吸をし、まだテーブルにお料理が沢山あるので、私のプライドが許さず、また、黙々と再開したら、 、、

歓声が飛び交い、拍手が起こり、私は涙目で、

「ジャパニーズ、サムライ、ダマシイ〜」と笑いながら絶叫しました。

そして、遂にテーブル上の料理を最後まで食べ終え「フィニッシュ!!!シェイ、シェイ〜」と連呼しました。

私の頭の中では「ロッキーのテーマ」が鳴り響く中、周りの中国の皆さん達からは、「君は、よくやり切った、凄いぞ!」ねぎらいの言葉と同時に、やっと食べ終わった安堵の気持ちだったと思います。

私は、お腹がはち切れそうで苦しくて辛いので、涙目で大爆笑してました。

そして、翌日、中国人の歯科医の先生からお聞きして、びっくりしたのは「自分から止めないとどんどん出てきますよ」と。大笑いしながら言われました。

「もう…早く言ってよーーーーー」

と思いました。

だって、これじゃ、まるで岩手県のわんこ蕎麦じゃないかと思いました。

あれも、最後、蕎麦をお椀に入れられる前に蓋をしないと蕎麦を注がれ続け、終わりませんから。笑

話しはそれましたが、中国の方々は、優しく、おおらかで、やはり余裕がある人が多く、細かい事を気にされないという感じを身をもって体験しました。あくまでも主観です。

そこで、話しは、インプラントに関してですが、少しでも中国の方々に施術して差し上げたかったのですが、「インプラントは、アフターケアが物凄く大事と私自身思っており、定期的に診たい」。しかしながら、やはり東京と上海を行き交うのには、かなりのリスク、無理がありまして、最終的には、残念ながらお断りしました。

中国の歯科診療は、場所により差異がかなりあり、私が拝見した診療所は、かなりレベルの高い所で、日本と変わらない治療をされていて、安心しました。

帰国してから暫く悩み考えましたが、「アフターケア」が常に、頭を過りました。

たった1週間でしたが、私には、中国の道路の車線の多さ、建物の巨大さ、人の多さなど、驚く事ばかりでした。

そして、人々の眼の輝き、活気のある商店街、市場など、目を見張る事が沢山ありまして、勉強になりました。

同じ1つの地球というステージ上には「いろいろな人種、地域がありまして、国により、考え方、法律、行動様式、言語、文化などの違いはあれど、平等に、医療、歯科医療がされれば良い」と私は思います。

私は、歯科医ですから、全身管理や大きな病気は、医師の先生方にお任せ致しまして、歯科医の立場から、「よく噛めて、綺麗な言葉で会話などをして頂くよう努力していきたい」とつくづく痛感しました。

TVやPCなどのニュースなどで、歯が抜けたまま放置されていて、入れ歯やブリッジやインプラントなど、何も入れず、抜けたままの方を観ますと、天然歯には勝てませんが、(いづれかの治療で)28本揃えて欲しいと切に思います。

人生100年時代、最期まで、好きな物、美味しい物を患者さんに食べて頂きたいと思います。

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【東京都墨田区の歯医者】

医療法人社団長岡会 長岡歯科医院/長岡インプラント研究所 理事長長岡博司 

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