コラム「理事長の豆知識」INFORMATION
「柔の道 〜柔剛一体〜」
私は、小学生の時、街にある柔道の道場に通っていました。
父が若い頃、柔道をやってまして、身体を鍛錬した方が良いという考えの下、毎日のように行きました。
ですが、放課後、友達と遊べなくなり、困った事もありました。
そんな中でも、なんとか時間をつくり、仲間達と放課後、公園で鬼ごっこや缶蹴りをしたりして遊びまわり、休憩を兼ねて駄菓子屋さんに行ったり、家に集まってモノポリーや人生ゲームや億万長者ゲームや野球番などで人との関わり合いで「社会性」を学んだ気がします。
高学年になるにつれ、進学塾やピアノやそろばんや習字などの習い事をやる子が増えるに連れ、みんなで遊べる時間は少なくなりましたが、みんななんとか時間をつくり、遊び回っていましたね。
昭和の懐かしい一場面です。
話しはそれましたが、私が柔道から学んだ事は「自力を付けるのと同時に、対戦相手の力も利用し、一本や技ありや有効を取る事」です。
同学年同士の試合でも、身体には、大きな子、小さな子があります。今みたいに、体重別というやり方ではなく、年齢別でした。
街の道場同士の試合会場に行くと、大人みたいに大きな子がいて、びっくりした記憶があります。
私も比較的大きかったですが、凄い子に負けて悔しくて仕方なかったです。
その時、師匠から「柔道はしなやかで素早い動きで集中し、相手の力を自分のエネルギーにし、倒したり、押さえ込みなさい」とご指導受けました。
最初は、何をおっしゃっているんだ?と思いましたが、練習を重ね、乱取りなどの練習の際、学年が自分より上の先輩方とやっているうちに、師匠の言葉の意味の本質を掴みました。
師匠は、柔の道 〜柔剛一体〜 を噛み砕いてお話して下さったのだと思います。
因みに「柔よく剛を制す」という言葉には続きがあり「剛よく柔を断つ」を二つ合わせて「柔剛一体」と言われ、格闘技で極意とされています。
技(柔)だけでなく、また力(剛)だけでもすなく、しなやかさと力強さを使いわけることが、勝つためには必要というのは、格闘技だけでなく全ての物事に通づることだと思います。
師匠のお言葉は、私の人生の指針の一つとなっています。

現在、私の診療所にオリンピックの強化選手や大相撲で活躍されているアスリートの方々が治療にいらっしゃっると凄い頑張っているんだなぁとつくづく思います。
私の幼少期の昭和は、まだスポーツを仕事にし、社会に出るなど夢のまた夢時代でしたから。
筋トレをする際でも、試合で莫大なエネルギーを発する際も、稽古の際にも、マウスピースなどを入れ、みんなに大活躍してもらいたいと、診療の際にも、いろいろな話しをし、口腔に限らず、身体の筋肉の話しをよくします。
この力を出すには、どの筋肉を使っているかとか、ではその筋肉を鍛えるためには、何の器具を使い、どのようにするかとか。筋肉の起始、停止などです。
また、コンタクト接触するスポーツのアスリートの方々には、特に前歯の破折防止のために、いろいろな細工をします。
アスリートの皆んなが、ご自身の目標に向かっていくのは、私は嬉しいし、私自身の励みになります。
私は、彼ら彼女らを、応援し続けます。
今、思い出した事ですが、私の柔道の試合の前日の夕飯は、必ず大盛りカツ丼で、母が明日、頑張りなさい、自分を信じて、精一杯やるんだよと、励ましてくれた思い出が蘇ってきました。
両親には、感謝です。
当法人では、予防ケア(歯のお掃除)から一般歯科・審美・入れ歯・インプラントまでトータルケアで「患者さんのお口の健康と素敵な笑顔を守る治療」を行っております。 是非ご相談下さい。
理事長の豆知識
歯科医院に通うのが好きになる!
確かな技術で患者さんとのコミュニケーションを大切にしている歯科医院です。
【東京都墨田区の歯医者】
医療法人社団長岡会 長岡歯科医院/長岡インプラント研究所 理事長長岡博司
東京都墨田区東駒形3-18-8長岡ビル
都営浅草線本所吾妻橋駅歩2分、銀座線浅草駅・半蔵門線押上駅歩10分
インプラント・予防治療(歯のお掃除)・一般歯科・審美治療・入れ歯・マウスピース
アットホームな雰囲気でお迎えしますので初めての方もお気軽にいらしてください。
HP