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「誤嚥性肺炎に関しまして」

こんにちは
東京都 墨田区 東駒形の 歯医者
「医療法人社団 長岡会 長岡歯科医院/長岡インプラント研究所」理事長 長岡博司です。

御高齢の方が喉に食べ物を詰まらせてしまう原因などを歯科医師の立場から、前回掲載しました。 

今回は、最近やはりTVやネットのニュースなどで、報道される事の機会が多い「誤嚥性肺炎」に関しましての一考察です。

読み方は、「ごえんせいはいえん」と読みます。

この病気は、食事をしている時に飲み物、食べ物、唾液、逆流した胃液などが、食道に行かず、気管に流入してしまい肺炎になってしまうのです。

喉の奥の方の解剖学のお話しなんですが、1つは、空気を肺に送る「気管」1つは、飲み物や食べ物を胃に送る「食道」の2つに分岐されています。

食べ物や飲み物や唾液などを飲み込みますと、脳がサイン、指令を出して、気管の入口を蓋して塞ぎ、食道に流れ込んでいきます。

これが正常なメカニズムです。

ところが加齢などで、飲み込む機能が衰えたり、弱まってしまうと、飲み物や食べ物や唾液や胃液などが、食道に行かず、気管に入ってしまう事があります。

このような事を「誤嚥」といい、誤嚥した物と一緒に細菌が肺に入り炎症を起こした病気が誤嚥性肺炎です。

御高齢の方に顕著に多く御高齢の方の肺炎の7割以上が誤嚥性肺炎で、死亡率も高いので大変怖い病気です。

原因は?

では何故なってしまう可能性があるかと言いますと、

原因としましては、

1.加齢による嚥下障害で飲み込む力の衰え

2.食道の狭窄

3.病気により嚥下反射の衰え

などが考えられます。

3の病気に関しましては、歯科医師の私の範疇では御座いませんが、

1.パーキンソン病

2.アルツハイマー病(認知症)

3.筋疾患

4.脳梗塞の後遺症

5.食道癌

6.咽頭癌

などが考えられます。

このような病気に関しましては、医師の先生方の治療、診察を受診され回復される事を願っております。

口腔内を清潔に保つことが予防には大切です

上記のような原因によりまして、飲み込む力が弱まったりして、誤嚥を起こしてしまい、食べ物などと一緒に細菌が肺に入ってしまい肺炎を発症してしまいますが、原因菌としては、肺炎球菌や口腔常在菌である嫌気性菌が多く、口腔内を清潔にしていないと、これらの菌が増殖し、リスクが高まります。

予防策は?〜身体の健康はお口の健康から〜

歯科医療の領域の観点から、毎日のセルフケアと、定期的なプロフェッショナルケア(歯科医院での歯のお掃除)の両輪が大切という事が、いかに大事な事かと思います。

また、医科による「誤嚥防止のリハビリも大切」です。

誤嚥性肺炎自体の治療に関しましては、医師の先生方の治療で、

1.胸部エックス検査(肺炎像が認められる)

2.血液検査(白血球増多)

                   (c反応性タンパク上昇)

などがありまして、治療としましては、抗菌薬の投与になると思います。

患者さんも、誤嚥性肺炎にならないように、日々、いろいろな努力をされ、気になりましたら、歯科、医科(内科・呼吸器内科・耳鼻咽喉科など)受診されて「早期発見、早期治療の大原則の下に健康な毎日」をお過ごし下さい。

日本歯科医師会では、各地区毎に三師会と言い、医師会、歯科医師会、薬剤師会が「医療連携」を行っております。私が所属しております墨田区本所歯科医師会と向島歯科医師会が、墨田区医師会、墨田区薬剤師会と医療連携しており、患者さんのお口と身体の健康をサポートしております。

是非お気軽にご相談ください。

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医療法人社団長岡会 長岡歯科医院/長岡インプラント研究所 理事長長岡博司 

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