コラム「理事長の豆知識」INFORMATION
【インプラントの疑問お答えします】「インプラントってどのぐらいもつのですか?術後ケアはずっとするのですか?」
こんにちは
東京都 墨田区 東駒形の 歯医者
「医療法人社団 長岡会 長岡歯科医院/長岡インプラント研究所」理事長 長岡博司です。
今回は「インプラントってどのぐらいもつの?術後ケアはずっとするの?」の疑問についてお答えいたします。

◇インプラントってどのぐらいもつのですか?
「折角入れたインプラント、出来ればずっと長く使いたい」は患者さんなら誰しも思うことだと思います。
これは、私達、インプラントの手術を行う全ての歯科医師も気持ちは同じと断言できます。
自分がオペしたインプラントはずっと長くもたせたい。もたせることが歯科医師としてのスキルの自信に繋がりますから。
インプラントも日々進化
インプラントも日々進化しており、私も採用しているフラップレスインプラントの術式、インプラントの材質やサイズ、術者の技術向上、サポートする医療器材の向上などにより、インプラントは永続ではなく永久にもつと言われる先生もいらっしゃいます。
私も20年前と比べれば、そうなっていくのだろうなとは思いますが、断言するのは「否定的」です。
実際、私がオペした患者さんで20年以上もっているインプラントも沢山あります。
フラップレスインプラントに関しも16年ずっともっているインプラントも沢山あります。

私がはじめてオペした母のインプラントは亡くなるまで機能
私の母のインプラントは、私がはじめてオペしたものですが、亡くなるまでずっと機能しましたから、それを「永久」と言えば、「永久」です。入院中、入れ歯の手入れは大変だからインプラントにしていて良かったとよく話していたものです。
最初のインプラントであるブローネマルク教授が執刀したインプラントは亡くなるまで40年機能したと言われています。
自分の技術に自信があっても、患者さんに対し、私は誠実でありたい
ですが、同じようにオペをし、同じように術後ケアを行っていても、残念ながら途中でダメになってしまった方もいらっしゃいますから、私は「絶対」とか「永久」という言葉は、患者さんに「誠実」でありたいので、自分の技術に自信がありますが、使いません。

歯を喪失した原因は、打撲による損失、むし歯による喪失、歯周病による喪失など、様々な原因があり、患者さんにより体質や骨の状態や生活習慣などの違いがありますから、全く同じ症例はないからです。
患者さんによっては「絶対」や「永久」の言葉を使った方が安心だとは思いますが、蓋をあけて「貴方はダメだった稀なケースと言われるのとどちらが良いでしょうか?」

当法人の考え方「手術とメンテナンスが車の両輪のように大事」
当法人の考え方としましては、「インプラントのもちは、患者さんによって異なります。20年以上もっている患者さんも沢山いらっしゃいますが、残念ながら途中でダメになってしまった患者さんもいらっしゃいます。しかしながら、体質や骨の状態や生活習慣でのインプラント喪失のリスク回避として、インプラントの手術とメンテナンスが車の両輪のように大事」とお話しております。


「術後ケア」は、歯科医師(私)と患者さんの両輪で進める必要があります
インプラントで大切なことは、手術はもちろんですが、「術後ケア」です。
手術は歯科医師(私)にお任せして頂ければ大丈夫です。
しかしながら、「術後ケア」は、歯科医師(私)と患者さんの両輪で進める必要があります。

当法人は、自信をもって、安心して「インプラントで美味しいと食べられる幸せ」をずっと感じて頂きたいとの思いから、保証の条件に「術後ケア」を記載させて頂いております。
◇術後ケアはずっとするのですか?保証は?
⬜︎歯のお掃除(保険適用)に1-2ヶ月に一度通院して頂くことを条件とありますが、予約日に風邪や急用で伺えなかった場合は、保証はなくなるのでしょうか?期間が長いので心配です
⬜︎オペを長岡先生にお願いしたいが、遠方のため必ず1-2ヶ月に一度行けるか不安、行けなかった日があると保証はダメになってしまうのか不安
などのご質問を受けました。
ずっと長い期間ですので、ご不安になり、インプラント手術をためらっていらっしゃる方もいると思いますので、お答えします。
ホームページ上のインプラントページ内のこの部分です↓
但し、インプラントで大切なのは「術後」です。
歯のお掃除(保険適用)に1-2カ月に一度通院して頂きます。当法人は7年保証をしていますが、歯のお掃除に来て頂くことが条件です。
インプラントだけでなく、残っているご自身の健康な歯も一緒に守っていきましょう。
臨機応変に行っておりますからご安心ください
ご回答:臨機応変に対応しております。定期的に術後ケアを行って頂き、都合が悪くなってしまった際は予約変更のご連絡を下されば保証は続きますのでご安心ください。

当法人が術後ケアの頻度を高めている理由
歯を喪失しているということは、体質や骨の状態や生活習慣で「歯を喪失しやすい」ということですから、ご自宅のケアだけでは中々上手くいかないと私は感じています。
ですので、歯のお掃除(プロフェッショナルケア)の頻度を高めた方がインプラントのもちは良いと、経験上感じるため、1-2ヶ月毎の頻度を設定していますが、そこは「臨機応変」です。
「臨機応変」当法人での具体例
遠方のため、3ヶ月毎でしか通院が難しい場合は対応しておりますし、1-2ヶ月毎の頻度の設定の方が、お仕事やご本人・ご家族の体調不良などで、通院が難しくなり3ヶ月毎になることがあっても、保証は続きます。その他にもコロナ禍で通院を控えたいとおっしゃる方もいましたが、対応しています。
又、ご入院され、院内の歯科では対応が難しいとのことをご家族からご相談頂き、「訪問歯科」として、私が口腔ケアに伺ったこともあり、大変感謝されていらした患者さんもいらっしゃいます。
インプラント手術をしてから7年以上経過している患者さんですが、もちろんずっと主治医としてケアを可能な限り対応させて頂くのは「当然である」と私は考えております。

反対に、保証期間の7年間だけ歯のお掃除(プロフェッショナルケア)に通院するのではなく、インプラントがある限り、歯のお掃除は続けて頂く必要があるということです。
それは、インプラントだけでなく、残っているご自身の歯を守ることに繋がります。
7年の期間を設けているのは、7年通えば「習慣」になると考えるからです。
患者さんの多くが、歯がスッキリするし、インプラントやご自身の歯を守るため、継続して自主的に楽しみながら通院していらっしゃいます。

大雨や台風、雪の時はどうするの?
もちろん、ずっーーーと続けることですから、予約日が大雨や台風や雪に当たってしまうこともあると思います。
ご年配の方は特に、歯のお掃除のために怪我でもしたら大変だと、こちらから日程変更をご相談することもあるくらいですから、お若い方でもご変更もご遠慮なくご連絡頂きたいと思います。
また天気のよい日に来てください!
台風や雪の日などの天候により、危険な日は、朝イチに私から患者さんに連絡をとり、キャンセルするようご連絡し、「また天気の良い日に来てください!」と全員にご連絡しています。

ご安心頂けましたでしょうか?
ガチガチに考えず、「臨機応変に対応しております」のでご安心ください。
一つだけ、「インプラント手術=ずっと歯のお掃除(プロフェッショナルケア)を定期的にしなくてはいけない」とだけ覚えて頂きたいと思います。

ご相談に来るのをためらわれている方々も多いようですが、患者さんによって疑問や不安に思う点はそれぞれ違いますから、回答を得ればスッキリすると思います。
お電話にてご予約の上、お気軽にご来院頂き、ご相談ください。

理事長の豆知識
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