こんにちは
東京都　墨田区　本所吾妻橋駅の歯医者
「医療法人社団　長岡会　長岡歯科医院/長岡インプラント研究所」理事長　長岡博司です。
いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。

患者さんの前向きなプラス思考に敬服

開業しまして、30年経ちますと、20年以上、定期的に治療にいらっしゃって頂いている患者さんが、かなりの人数になります。

そして、その中に「素晴らしい考え」を、私に話してくれる患者さんがいらっしゃいます。

以前からある話題なんですが、

「私は、一生、美味しい物、好きな物を何も気にする事なく食べたいんですよ」という事です。

その時、私は、このように返答致します。

「大変良い考え方で、前向きなプラス思考で、敬服致します」と。

若い頃、歯が全てあり、自分の好みの食べ物をすきなように、食べられていた、当時の事が思考回路に組み込まれていらして、かなりの御高齢の方々の皆さんがお話しされます。

このような前向きなお話をお聞きすると、嬉しくなり、歯医者をやっていて良かったなぁと痛感致します。

診察、診療にあたる私の考え方

私は、「患者さんと話す時間を長めに取り、お互いの人となりを理解しあう上に、治療を充実させたい」と常々、考えながら、日々、診察、診療にあたらせて頂いてます。

人生100年時代

「人生100年時代」と言われて久しいですが、御長寿の方々の特徴は、

1.1日3食、バランスよく食べる

2.腹八分目を意識している

3.野菜や果物をたっぷり食べる

4.お酒の飲み過ぎに注意している

5.充分な睡眠をとっている

6.些細な不調もすぐに医師に相談している

7.適度に身体を動かしている

8.日課にしている事がある

9.世の中の出来事に興味がある

10.積極的に人と関わるよう心がけている

11.ポジティブシンキングを心がけている

12.安心出来る環境で暮らしている

などが考えられます。

私は、歯科医師なので、患者さんとの治療の現場で、「主に1、2、3、についてが対処、対応する主な事項」ですが、私は、患者さんとの対話、会話が好きなので、「他の事項の相談を受ける機会が、かなり多いです。」

勿論、歯科医師としての仕事である「口腔内の治療が一番大切」ですが、悩み事やストレスなどにより、免疫力が低下し、口腔内の状態などが、悪化することもあるからです。

例えば、歯ブラシをする際、出血したり、歯の調子に違和感を感じたり、口臭が気になったりなど、多岐に渡り、いろいろな症状が現れます。

〜対話〜お口全体を診るために大切なこと

歯科医師は、以前もお話ししましたが、歯や歯肉など単体で診るのではなく、口全体を一口腔単位としながら、その方々の背景なども気にかけないと、私はいけないと考えます。

患者さんのプライベートな部分に土足で踏み込むような事は、決して致しませんし、プライバシーは、尊重致します。

私に話せる範囲内で話して頂き、治療の完治を目指します。

意外とたわいも無い会話の言葉の中に、キーワードが潜んでいる事があります。

問診は医療の入り口＝最大のポイントと考えます

ですから、問診は、医療の入り口の最大の情報を得るための最大のポイントなんです。

是非、私に気兼ねなく、いろいろと話して頂きたいです。

医療従事者には、守秘義務がありますから、ご安心下さい。

なぜなら、問診表に書いて頂く事には、必ず限界があります。

治療がスタートしてからも、症状や状況を話して頂く事により、私（歯科医師）の治療をする上で、より良い情報源なります。

ですから、忌憚の無い話しをお互いがする事により、良い意味での調和に繋がり、「治療がアップグレード」しますから、患者さんご自身もより良い治療をお受け頂けることに繋がると感じています。

又、上記項目の6番「些細な不調もすぐに医師に相談している」、12番「安心出来る環境で暮らしている＝安心して相談、治療が受けられる主治医（歯科医）がいる」にも繋がっていると患者さんからお話頂けることも多く、やはり嬉しく思いますね。

もちろん、口下手な方もいらっしゃると思いますから、経験値から推察できることも沢山ありますので、ご安心してお任せください。

ご年齢を重ねていく際に出来る対策〜必要な知識を得る大切さ〜

話しは戻りますが、御高齢の方々の口腔内の器官が徐々に、若い頃に比べますと、現存する歯の本数が減少したり、口が渇きやすくなったり、入れ歯が合わなくなったりと、いろいろなトラブルが出てきます。

皆さんは、「オーラルフレイル」という言葉をご存知でしょうか？

オーラルの意味は、口の、口腔の、経口の、などで、

フレイルの意味は、加齢により、心身が老い衰えた状態のことで、2つの言葉を合わせた状態を示します。

オーラルフレイルの症状

オーラルフレイルの症状としましては、

1.固い食べ物が噛めない

2.むせる、食べこぼす

3.お口が乾く、口臭がある

4.自分の歯が少ない

5.滑舌が悪い

などで、そのまま放置すると、介護が必要になる場合もあります。

ですから、上記の5つのうち、何か当てはまる事がありましたら、「年齢のせいだから仕方ない」などと放置せず、歯科医院を受診され、相談してみましょう。

心地良いアンチエイジングをご一緒に

改善された後も、かかりつけ医にて、定期健診をお受けになられ、プロフェッショナルケアを受け、ご自身でのセルフケアをして頂き、オーラルフレイル予防し、健康長寿を全うされて下さい。

※コラムを彩る画像はお借りいたしました。

理事長の豆知識

歯科医院に通うのが好きになる！

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